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2011年05月 アーカイブ

注文住宅の室内の様子

長い部屋は、パノラマのような景色の見える側から、段を下りると暖炉とキッチンに続き、ついで注文住宅の家の裏手にある南向きのデッキにつづく。

北側にある戸外の斜路は表玄関に通じ、そのすぐ横の階段を上れば、キッチンの上を通って寝室へと続く。

下の1階には子供室がある。

この場所の真骨頂ともいうべきものは、メイン・ルーム自体にこめられている。

天井と厚い壁とは、豊かな暖色を放つ荒仕上げの板が張られている。

この壁は人々が動いたり、ものに触れたりする高さまでいっぱいに張られているから、ものを置くための棚やニッチ用にくぼみがつくられ、したがって、壁がつやのある床材に届く手前は、塗装した合板のなめらかな仕上げになっている。

一番上におさめられた主寝室は、その下の台所と食堂の天井になる。

好きなように暮らす

黄色い壁は天窓から入る日光に照りはえ、一方の壁にある窓からはメイン・ルームを見下ろすことができ、メイン・ルームからは意外にも木々や空をのぞくことができる。

背もたれの高い古めかしい椅子が注文住宅の長い部屋の中央におかれ、暖炉のかたわらでの憩いを誘い、またイギリスの中世荘園の大ホールを思い起させる。

天井の低くなった部屋の一端では、壁の間隔が拡がって、クッションを置いた広々としたプラットフォームとなり、ベイは梢につくった鳥の巣のようになっている。

段とプラットフォームは普段隊族の団らんの場となるが、それによって、語らいの輪に加わるにしろ、すこし離れ一段上にねそべって海を眺めるにしろ、各人の自由だ。

歴史上、建築家たちは、部屋の高さについても、縦と横幅同様、数多くの公式をつくって来た。

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