複雑化した生活
今日では、空間自体にますます金がかかるようになってきたので、私たちは1部屋としかいえないような部屋の中で複雑化した生活を演じることになり、したがって、注文住宅の部屋に目くるめくような変幻自在性が求められるようになった。
オレゴソ州ジャソクション市のオットセン邸は、基本的にはワン・ルームで、片流れの大きな屋根は、一端では高く、他の一端では頭の高さほど低くなっている。
屋根は中央で対になった2本の太い荒仕上げの柱と、隣りの納屋の占材を利用した太い梁によって支えられる。
部屋は単純で、厨房は入口の突き当りに、食堂は中央に、談話・睡眠用の領域は奥の突当りにある。
屋根の輪郭と、それを支える構造体および高い方に並ぶ睡眠用バルコニーは、ワン・ルームの中の各用途を区分する。