« 2011年08月 | メイン

2011年09月 アーカイブ

窓をつくることで

入口と厨房のある端のところで、屋根は対角線方向に折れ曲り、切り込みをつくって、玄関ポーチ用の空間をつくり、同時に内側の階段の明りをとる窓をつくる。

厨房のある場所は袋小路になっている。

注文住宅の部屋の中央では、外壁が入り込んで来て、廟の下は、食事用のポーチのようになっている。

そして、外壁の内側のスカイライトは内部の食堂を朋るくする。

食堂つづきに、2、3段下ると、廟にくっついて石の大きな暖炉が設けられている。

その先で屋根はさらに低くなり、廟が終ると、ガラスをはめた小さなサンルームが地面を削って突き出し、彼方の平坦な草原を望む。

暖炉の部分で低くなった屋根の端から滑らかな白壁が部屋にそって斜め上に広がり、小さなスカイライトからの光りによって、その中央部分が光り輝く。

部屋の奥の一番高いところには総ガラス張りのベイがあって、木々の梢に向き合っている。

光をとりいれる

睡眠用バルコニーは、部屋のこの部分までだから、この天井の高い空間は光が満ち溢れるようにできている。

ここには明るいところ、暗いところ、蔽われたところ、天井の高いところ、狭いところ、見通しのいいところなどがあって、そのすべてが1部屋に配置されている。

この部屋は、主として屋根の勾配とそれを支える構造体を採用し、屋根からいろいろな方法で光を採り入れて活気が与えられている。

部屋は形によって制約され、光によって生気が吹き込まれる。

伝統的に、注文住宅の部屋は必ずしも大量の光を採り入れなかったが、それは、例えば、暖炉とかプライヴァシーに関心が向いたり、あるいはガラスが高くつくということが光をおろそかにしたためであり、目隠し、ベネシァン・ブラインド、カーテン、ドレーパリーを使って、ただでさえ小さな窓を通して入ってくる少い光をもっと少くしようとする習慣があったためである。

About

2011年09月にブログ「帰宅したい病のブログ」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2011年08月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

なし